50年の時を経て蘇った伝説のコットン

至高と呼ばれた肌触り、艷やかにふくよかに、気品あふれる美しさ―。18 世紀、当時の米綿の数百倍もの高値で取引されたという逸話の残る、超高級コットン「 海島綿(シーアイランド・コットン)」の中でも突出した品質を誇る幻の品種「V-135」。英国王室をはじめ、貴族社会のステイタスとして君臨したそのコットンが、栽培の難しさなどから姿を消して半世紀。しかし、憧れをもう一度、夢を再び―。密かに受け継がれてきた種子に注がれた情熱は、不可能と言われた奇跡を、ついに現実のものとしました。

復活の舞台は、カリブ海に面し、豊かな自然に包まれたベリーズ。熱帯に属しながらも、貿易風に抱かれて綿花栽培に適した気温と湿度、そして開花時期の乾燥にも恵まれるという好条件。それでも「V-135」の栽培は難しく、現代の栽培技術に基づく厳しい管理下で育てられ、一つひとつが大切に手摘みされています。神に選ばれし地で育まれた「地球の至宝」。その存在はまばゆく、やさしい白さで、愛おしいほどに輝きます。

「伝説のコットン」がもたらすもの─それは奇跡とさえ称される肌触りにほかなりません。極めて細く、また一般的な綿の1.5 倍という繊維長を持つ海島綿(シーアイランド・コットン)の最上位品種としてすべてを凌駕する究極のクオリティ。紡ぎ出される糸は、絹のような光沢を放ち、綿ならではのふくよかさを持ちながら、しなやかに、なめらかに肌に吸いつきます。世界を魅了する海島綿(シーアイランド・コットン)の頂点に咲く白き妖精─それがV-135です。